MTB乗りが地元地域への信頼を積み重ねる

MTB乗りが地元地域への信頼を積み重ねる

冬の時期は常設コースがクローズしている事が多く

マウンテンバイク愛好家が地元の里山で楽しむ頻度が増えてきます。

ちょと里山に走りにいくと誰かしら知り合いがいて「いい環境だな〜」と思うことがよくあります。

しかし、里山でマウンテンバイクを楽しむ事は様々なハードルがあります。

マナーの問題もありますし、山の保全の問題もあります。

私有地に侵入の問題、その他地域独自の問題もあると思います。

そして、それぞれ独自の打開策や活動で走れる環境を維持をされていると思います。

箕面マウンテンバイク友の会も同様で「これからも走れる環境を」と、言う思いで様々な活動をしています。

その活動で最も重要な事は「地元地域の信頼構築」と思っています。

少しガッツリとした言い方にすると「味方をつくる」です。

「味方」と言うと地元は「敵」??と言われてしまうかもしれませんが、そうではありません。

「マウンテンバイク」を「マウンテンバイク乗ってる人」を知ってもらう事をしていく事です。

悲しい現実ですが10年ほど箕面の山で活動していますがその箕面でも「マウンテンバイク」の世間の認知度はまだまだです。

10年前に比べると格段に認知度は上がっていますが「まだまだなんや〜」と、思わずにいられない場面は多いです。

もちろん「手応え」を感じる場面も多くなってきているのも事実です。

何かあった時に「マウンテンバイクの人達は掃除してくれていたよ」「挨拶しっかりしてくれるよ」

「山の道が倒木で通れなかったのを通れるようにしてくれていたよ」その声が「信頼」なんだと思います。

「信頼構築」は昨日今日ではできません。でも「信頼崩壊」は一瞬です。

今、話題でもある「新稲の森」ですが3月末で利用できなくなります。

利用できなくなる理由は、事情も把握し箕面市と話を重ねて理解し受け入れております。

その後に「新稲の森が利用できなくなるので代わりの場所を」。

この声があり、実際に新稲の森の約4倍もの広さの土地を貸していただける話がまとまりつつあるのも

「信頼がある団体」「マウンテンバイクの人達は信頼がある」と思って頂ける「味方」がいてくれるからこそです。

遠回りなことしているのは実は近道なのかなと。

その「地元地域の信頼構築」の為にしている活動は積み重ね。

と、言っても継続できるのは「山が好き」「マウンテンバイが好き」があるから。

今後も細くても長く継続していきたいと思います。

これからも箕面マウンテンバイク友の会をよろしくお願いします。