第18回箕面の山の大掃除大作戦

第18回箕面の山の大掃除大作戦

今年で18回目の「箕面の山の大掃除大作戦」箕面マウンテンバイク友の会は10回目の参加です。

大掃除大作戦は、箕面の山パトロール隊が主催で今年はコロナ禍もあり昨年同様一般の募集はせずに

箕面の山に携わっている団体や役所の皆さん140名ほどで4箇所に分かれて開催されました。

友の会は「勝尾寺川 大ゴミコース」を担当しました。コース名ですでに「大ゴミ」と名が付いているコースなので

名前の通り不法投棄の温床の様な場所で大きなゴミも細かなゴミも大量です。

ここ何年か同じ場所を清掃していて当初よりは減ってきていますが…やはり多いです不法投棄。

ゴミの回収ポイントは箕面のドライブウェイ沿いで山の中腹部なので

そこまではマウンテンバイクに乗って移動します。

マウンテンバイクでドライブウェイを上って行く際には班に分かれます。

脚に自信のある速い班、のんびり班、ぼちぼち班、KIDSと一緒班など間隔を開けて一列に並んで登ります。

回収ポイントに到着すると友の会のメンバーでもありパトロール隊で今回のリーダーでもある渡辺から

作業場所の確認、作業の流れと時間配分そして安全確認や注意事項も伝えられ作業開始です。

ドライブウェイ沿いをさらに徒歩で上ってゴミを回収する班と

ドライブウェイから下に降りて勝尾寺川沿いでゴミを回収する班

2つの班で分かれてゴミ回収がスタート、川沿い班では

みるみる土嚢袋がゴミでパンパンになり山積みになっていきました。

中には液体が入っていたり危険な物もあるので注意をしながらの作業です。

気がつけば川沿いだけでもこのゴミの山…

砂防ダムもあるので流れてきた物が溜まってしまう場所でもありますが

意図的に捨てられたてあろう物も非常に多いです。

この川沿いで回収したゴミは後ほどドライブウェイ沿いまで引き上げます。

ドライブウェイ沿いを徒歩で上り行く班は三叉路まで上り

その間にドライブウェイ沿いのゴミを回収していきました。

車が多く通るので端っこに寄って寄って寄って….

作業に必要な道具はリーダーが一輪車で運びそれぞれのポイントで

声を掛けて必要な物を渡していきます。

ドライブウェイから少し下に降りると

オートバイ、テレビ、ソファ、毛布など様々な物が捨てられています。

引き上げはスリングで引き揚げます。

声を掛け合い安全確認をしっかりとして次々にゴミを引き揚げていきます。

連携プレーがスムーズでそれぞれのポイントでの作業が迅速に終わっていきます。

ドライブウェイ沿いで回収したゴミは最終集積場所まで持っていきます。

大きな物は一輪車に載せて運びます。

オートバイは車輪が回ってよかった…

回らなかったら持って運ばないといけないので…

それぞれ両手にいっぱいのゴミを持ち運んでいきます。

1人2往復から3往復ぐらいしました。

運びつつ感じるのは「山にどんなけ物を捨てるねん」です。

ドライブウェイ沿いのゴミの回収が済み

勝尾寺川沿いで集めたゴミをバケツリレー方式で全員で揚げます。

「これ重たい」とか「これ軽い」とか「ガラスやから危ない」とか

伝言的にみんな声出して何気に楽しそう?!

KIDS達も積極的に声を出してくれて大活躍です。

最終集積場所で集められたゴミの山は

箕面市のクリーンセンターが回収をしてくれ行政との連携もバッチリです。

その為にドライブウェイ沿いギリギリに集めています。

今回の箕面の山の大掃除大作戦全体で回収されたゴミは2,730㎏でした。

友の会総勢31名の参加で今年も怪我や事故なく無事に

大掃除大作戦「勝尾寺川大ゴミコース」終了しました。

お疲れ様でしたー!!

箕面マウンテンバイク友の会では、自分達が遊ばせてもらっている里山であり

自然を楽しませてくれている箕面の山を保全したいと言う気持ちから毎年参加させて頂いております。

特別なことではなくフィールドを守る為に今後も継続していきます。

友の会のメンバーは活動終了後、山に吸い込まれる様に消えていきました。

楽しく活動して楽しく乗るのは気持ちがいいです。

Work & Ride